2018.3 ガンガラー谷
今回ガンガラーの谷のツアーに参加しました。アクサスの仕方などは前のブログに書いたので参考にしてください。
入り口でお金を支払った後、Cave cafe内で待機します。Cafeでは特に注文はしなくてもいいのですが、眺めているとなんだか飲みたくなっちゃいます♪
天井は本物の鍾乳洞だけあって、ポタポタと水滴がたれてきます。雰囲気ありますね。パラソルがあるので、席に座っていれば濡れることはないですよ。
時間になると前に集まるようアナウンスされます。写真の左側のスペースでガンガラー谷の概要が説明されます。
案内の方によると、ガンガラーの谷を巡るうえで大切なキーワードは「港川人」だそうです。え、なにそれという感じですが、港川人は日本国内で発見された最古の人類です。実はこの港川人の人骨は、ガンガラー谷から1kmちょっとのところにある港川という場所で発見されたそうです。そしてもしかしたらこの港川人がこのガンガラー谷に住んでいた可能性もあるのではないか、ということで、現在も絶賛発掘調査中です。cave cafe内でも、約2万3千年前に使用されていたと考えられる世界最古の釣り針が発見されたそうですよ。もしかしたら、私達のご先祖様が昔ここで暮らしていたかもしれないですね。
ガンガラー谷ツアー開始です。森の中をガイドさんの説明を聞きながら巡っていきます。
うわー、沖縄の竹って太いんだな~と思ったら、この竹は台湾から来たそうです^^;その名もジャイアントバンブー。太いものだと直径30cmになることも。
ガジュマルの木です。ガジュマルは「歩く木」と言われているみたいで、上からブラさってみえるのは根っこだそうで、長い時間をかけて少しずつ移動しているそうです。もっと養分の多い土へと、生命力がありますね。
イナグ洞です。女性を祀っているようです。この穴は4mほどの深さがあるそうですが、洞窟の中には女性の胸やおしりを連想させるような鍾乳石がにょきにょき生えているそう。
続いて男性を祀っているイキガ洞へ。暗い道を歩くので、ランタンを持って奥へと進んでいきます。
ランタン持つって雰囲気ありますね。
これが命の誕生を願うイキガ洞です。ノーコメントです 笑。ちなみに触れます。鍾乳石に触れるってなかなかないですよね。
イキガ洞の鍾乳石は上から斜めに生えています。普通、鍾乳石って重力で垂直に生えるはずなのに不思議ですね。実は何万年に1回、天井まで水に満たされるような洪水が発生するそうで、その際に鍾乳石の下流側に泥がたまるからなんだそうです。このような斜めの鍾乳石は日本ではここだけらしいです。
ここが写真の人気スポット、巨大なガジュマルの木です。ツアーガイドさんがここで写真撮ってくれました。
これ、普通の人のお墓なんですって。300年前からあるそうで、毎年お墓参りの時期になると、50人位お参りにくるそうですよ。
ツリーテラスです。見晴らしがいいですね。
岩陰の広いスペースで最後にまた解説をうけて終了です。昔ここに人が住んでいたのでないかと考えられているそうです。このスペースの隣で人骨が発見されました。
この石の囲いの中に人骨が埋葬されていたそうです。
ガンガラー谷は人類のロマンを感じるツアーでした。
出口はおきなわワールド側にあるのですが、あまりcave cafeを満喫できなかったのと休憩がてらに、また道路を渡ってcave cafeに来ました。サンゴ礁から生まれた玉泉洞の地下水で作ったという「サンゴビール」を注文。540円です。そんなに苦い味が好きではないので、白ワインを思わせるフルーティーな風味が特徴のKOLSCHを頼みました。バス旅はこうやって気楽に飲めるのがいいですね。美味しかったです(^^♪